![あふれる幸せ](https://leesan.jp/wp-content/themes/leesan/images/first_happy.png)
わたしたちの原点
「オモニ」
とは
「オモニ」
とは
![子どもの足を触って優しく起こす母](https://leesan.jp/wp-content/themes/leesan/images/top_foot.png)
寒い冬の朝、いつものように母は決まった時間になると
私の部屋に入ってきて私を起こします。
でも、起こし方はというと、、、「起きなさい」と言うのではなく、
必ず布団の中に手を入れ、足を触り、そして
「あぁ〜温かいねぇ〜よく眠れたのねぇ」と
優しい声で起こしてくれるのです。
![バス停](https://leesan.jp/wp-content/themes/leesan/images/bus_stop.png)
韓国ではバスの時刻表は存在せず、いつ来るかはわかりません。
しかし、私がバスを降りるといつもそこには母の姿がありました。
そうなんです。寒い冬空のもと、我が子の帰りをずっと、ずっと待ってくれているのです。
![母の作る夕食のイラスト](https://leesan.jp/wp-content/themes/leesan/images/s_dinner.png)
そして作る料理はいつもどれも美味しかった。
それもそのはず。
私の好物を、私の好きな味付けで、いつも作ってくれていたからです。
そんな私も、大人になり、結婚をし子供が出来ましたが
私も今、自分の子どもたちに対して、母にしてもらったことを同じ様にしています。
意識しているわけではないけれど、自然にそうなっています。
掛ける言葉、頭の撫で方、すべて母が私にしてくれていた事に気がついた時
うっすらと目に涙が浮かび、感謝するのです。
「お母さん、ありがとう」
しかし、母への感謝を感じながらも、
時間が出来た時には子どもたちと過ごし、いつも母は後回しになっていました。
私は、母を喜ばせてあげたい!
幸せにしてあげたい!
そして、私はこの望みを叶える一つの方法を思いつきました。
母が心を込めて私たちのために作ってくれた料理を、日本のたくさんのお客様に食べてもらって
喜んでもらうこと。幸せになってもらうこと。お客様が娘の作った料理を美味しく幸せそうに
食べている姿を母が見たらどうでしょうか。
いくら歳を重ねたとしても、母親の目には小娘にしか見えない私が、
料理を作ってみんなに食べてもらうということは、私以上に大きな緊張と
そして大きな喜びに感じるに違いありません。
「オモニ」開業後、母は二度お店を訪れてくれました。愛媛のお客様が美味しそうに
食事をされる姿を見ながら、とても喜んでくれました。
こうした、母への想いが原点となり、
私たちの経営理念が生まれました。
![「韓流ダイニング オモニ」店舗イラスト](https://leesan.jp/wp-content/themes/leesan/images/omoni.png)